私の両親は少々過剰なくらい教育熱心だっため，子供時代，私は怪獣映画を観るなどはもってのほか，歌謡曲などはラジオ口座を聞いているふりをしながらこっそり聞くことしかできませんでした。そうして聞いていた歌の一つにイルカが歌っていた伊勢正三の「海岸通」があります。
長い禁教時代にカトリック信仰が土着信仰と混交して摩訶不思議な隠れキリシタン信仰を生んだように，いつか私の心象世界ではせつないラブソングが血湧き肉踊る怪獣映画と混交し，かくてオリジナルのファンが目を剥きそうな風景が生まれるに至ったのでありました。
♪アナタを乗せた船が～ （物理的に）小さくなってゆく～
教訓：子供に過剰な禁欲を強いるとロクなことにはならない
サイボーグ怪獣ガイガン、私も大好きでした。
そのガイガンのカッコいい造形がみごとに再現されてると、、思うのですが・・。
ディスっているわけでは無いのでお気を悪くしないでいただきたいので、厭くまでも私の個人的感想としてお聞きください。
右下の落款様のデザインと『サロペットを着たイルカ人間？』さらに『ガイガン通』のフォントは蛇足ではないかと思うのですが。
ガイガンの造形はすばらしいのでその迫力を生かした演出の方がよいと思うのですが如何でしょうか？
（これがkirijirusi氏の作風だと云われればそれはそれで納得なのですが・・・）
上記ご指摘させていただいた要素が作品の出来をスポイルしていると感じたもので、余計な書き込みお詫び申し上げます。
