Shade 3D生まれの「御影シエナ」です





使用ソフト:Shade3D ver.15 Professional レンダリング手法:トゥーンレンダラ
このキャラクターは自分が初めてShade3Dで完成させたフィギュアです。Shade3Dで作った 記念に「御影シエナ」と名付けてみました。ただ、モーフミキサーがないShade3Dで人物 アニメーションは厳しいと思いPOSERで動かす試みをしていました。

しかし、Shadeでは実装不可能なものだとばかり思っていたモーフミキサーをMASAさん
がプラグインとして作ってくれました。そこで、Shade3Dで「御影シエナ」の表情変化
のテストアニメーションを作ってみることにしました。

表情変化アニメーションはうまくいったのですが、何故か動画出力がうまくいきません
でした。これはどうしても動画で紹介したいと思ったので、1100フレームの中から
210枚ほどの静止画をレンダリングしてパラパラ漫画的な手法で動画にしてみました。






セリフは後からそれっぽく付けてみました。何か、ゲーム風になってしまいましたね。(笑)
モーフターゲットはとりあえず「目を閉じる」、「あ」、「う」と4種類の眉毛を作って
組み合わせて表情を作っています。

このキャラは今後どのようになっていくのかは今のところ自分でも分かりません。
何か成長でもしたらこの場をお借りして紹介していきたいと思います。

「いいね!」 8

御影シエナの全身にボーンを埋め込んでポーズを取らせられるようにしました。

ボーンで動かしつつ、頂点モーフプラグインで表情を変化させるテスト動画です。


https://youtu.be/qwjmCCMggEM
前回はアニメーション出力がうまくできなかったのですが、vertices_morph001は動画出力 に対応してなかったそうです。問い合わせた所、すぐに対応してくださって動画出力出来る ようになりました。これは、vertices_morph003での動画です。

少々、全身のスキンの具合の確認は時間が掛かりそうなので、今回は簡単なダンスを歌い
ながらしてみる感じのもとしてみました。何だか、MMDっぽくなってしまいましたね。(笑)
BGMは後付なので表情と合ってないのですがご了承ください。

「いいね!」 2

普段アニメーションをやらないので、モーフについてピンと来ていませんでした。が、この動画を見て面白いなと思いました。
プラグインでどのくらいお手柄になるのか理解できてはいませんが、ここまで出来るとアニメーションのやりがいが出てきそうですね。

従来のShadeでもモーフ機能自体はあるので、この様なアニメーションもやろうと思えば出来るのです
が、かなり気の遠くなる作業になります。また、そのモーフの動きの確認はプレビューモードでしか
できませんでした。MASAさんのプラグインでは、モーフの動きを通常の作業画面のワイヤーフレーム
で確認できるという画期的なものです。Shadeの新たな可能性を提示されたらどんどん試してみたい
ですね。Shade3Dのさらなる進化を期待したいです。


本体をボーンとモーフで動かしつつ、髪もボーンで動かすテスト動画


今回は、髪にボーンを入れて動かす試みです。髪が風に靡くような感じにしてみよう
としましたが、なかなかうまく言うことを聞いてくれませんね。意図しない動きが発生
したり、カクカクしたりなかなか自然な動きにするのは難しいです。また、ボーンを
12階層まで使ったのは未曾有です。

悪戦苦闘したのですが調整しだしたら切りが無いと悟ったので、今回はとりあえず髪を
ボーンで動かせたということで良しとしてみたいと思います。あくまで成長の過程です
ので。(と、自分に言い聞かす)

短調な繰り返しにした方が面白いかと思い、GIFアニメにしてみました。でも、ここには
アニメーションしないサムネイルしか表示されないみたいです。断念して外部リンクに
しました。

アニメーションを公開したいときに、YouTubeやGIFアニメも直接ここに表示できる
ようになればいいなと願います。

「いいね!」 2

ようやく、御影シエナのキャラ設定を決めてみました。音楽を聴くこととギターを弾くことが大好きな
高校生という感じにしてみたいと思いました。





ブリティッシュ・ポップのイメージで着崩した白のYシャツに赤いネクタイ、赤いタータンチェックの
スカート、パープルボーダのニーソックス、でも靴は学校指定の革靴という感じでラフスケッチを描い
て、これを基に衣装の3D化を試みてみました。








こんな感じになりました。今はボーンを外しているのでT字ポーズです。






あと、目に「嘘ハイライト」を付けてみました。これは、光源の反射ではなく、白い円ポリゴンで
陰影と反射を無くして表現しています(転写ではなく浮かせています)。漫画調のキャラにとって
瞳のハイライトというのはID的なものです。この方法だと、光源の方向、強さなどに左右されない
ので使えると思います。

いずれ、御影シエナにはバーチャル上でギターを弾かせてみたら面白いかなと考えています。
その前にやるべきことは色々ありますけど、マイペースで行こうと思います。

「いいね!」 3

制服版の御影シエナの全身のスキンの調整がなんとか終わったので何かアニメーション
させてみようと思いました。





上からShade 3Dのロゴが降ってきて、それを受け止めてポーズをキメるというプロモーション
的な感じにしてみました。

Shade 3Dのアニメーションで気になっていたのは、何故かジョイントがカクカク動くことでした。
その修正でモーションを入れる時の何倍も時間を取られます。しかも、何時間もかけて修正をして、
もういいかなと思った頃に不要なモーションポイントを削除すると何故か他のジョイントのキーも
無くなっていて、また始めからやり直しとか絶望も味わいました。

何とかならないものかと色々設定を見直していたら「シーケンスキーフレームから分離」を使って
みたらカクカクしなくなりました。また、モーションポイントはジョイント毎に削除できるように
なりました。そういう仕様だったんですねぇ。

それと、レンダリング時間です。この動画は500フレームの17秒程の動画なのですがトゥーン
レンダラだと2時間もかかります。レイトレーシング(ドラフト)でも10分ぐらい。結局、動画の
チェックはアニメーションレンダリングをしてみないとおかしな所を見つけられません。

考えてみれば、なにも500枚フルに使う必要はないのですよね。日本のTV向けアニメは1秒8枚
ぐらいで、それでも不自然さは感じません。それで、今回は試しにステップ3、フレームレート10
でアニメーションレンダリングしてみました。ようするに、フレーム枚数が3分の1で済むので
レンダリング時間も3分の1で済むことになります。トゥーンレンダラならこれぐらいでも問題
ない気がします。

あと、ウインク出来るようになりました。これは、MASAさんのプラグイン「対称ポリゴン++」
を使わせてもらいました。驚きました、Shadeでも頂点対称機能があると便利だと思っていたの
ですが既にあったのですね。前の「目を瞑る」のモーフは左右の2点を同時に動かして作ったの
ですが、片目を左右同じように瞑らせるというのは困難だと思っていたのです。「頂点モーフ」
と併用したら本当に左右毎の片目を簡単に作れました。凄いの一言ですね。





このキャラのボーンはft-labさん提供のプラグイン「BoneUtil」を使っています。本当に便利ですね。
ありがたいです。

カクカク問題で若干下がりつつあったShadeでのアニメーションのモチベーションですが、解決して
また上向きになってきました。


YouTubeの動画はタグの埋め込みではなく、ただ動画のURLを記入するだけでここに直接表示で
きるようです。今まで知りませんでした。前出の動画も直接観れるように修正しました。
申し訳ありません。

「いいね!」 3


Shade 3D生まれの御影シエナをMMDでも動けるように改造してみました。もともと、 このキャラはサブディビジョンサーフェスをかけることを前提で作ったので、そのまま MMDに入れると角張ってしまう箇所も出てきます。必要最低限でポリ頂点を追加して なるべく角張を減らしました。あと、痩せ過ぎに感じたので健康的にしてみました。

ボーンも「BoneUtil」でMMD用に総入れ替えしました。それを「MMD Exporter」で
pmd化しました。


さて、MMDと言えばただ動けばいいというわけではありません。MMDの醍醐味である 物理演算エンジンで髪やスカートなどを揺らせるようにしなくてはなりません。これは 出来たpmdファイルをPmxEditorというものに移して重力で揺らしたいボーンに剛体と ジョイントを割り振っていきます。

始めは設定するパラメーターが多すぎて絶望感すら漂っていましたが、色々試行錯誤
しているとだんだん慣れてきますね。髪など手動で動かすより圧倒的に楽だとか思う
ようになってきました。

今まで、自分的にはMMD用のキャラクターを作るのは乗り気ではありませんでした。
それは、ポリゴンの頂点数の制限があったり未知なる物理演算エンジンの設定など作り
にくいイメージの上に、動かしにくいというイメージも重なってモチベーションが湧き
ませんでした。

ただ、MMD用のキャラはプラグインを使うとUnity上でも表情モーフやシェーダー
などそのまま使えると最近知りました。MMD自体も色々凝ったことも出来ると分り
MMD用キャラ作りへのモチベーションが上がったので挑戦してみました。

それで、MMD用として出来上がった御影シエナを早速Unity上で動かしてみました。
UnityChanにアクションの指導受けている風アニメーションです。





これは、UnityChanパッケージを利用させてもらっています。MMD4Mecanimという
プラグインを使わせてもらい、御影シエナをUnity5にインポートしてMecanimに対応
できるようにしてUnityChanのモーションをあてがってみました。せっかくなので
MMD付属のミクさんもUnityに取り込んでアバター化して同じ動きをさせてみました。

MMDの初音ミク、UnityのUnityChanという大御所と自分がShadeで作ったキャラクター
が同じ動きをしている光景を目の当たりにすると何か考え深い物がありますねぇ。
大物の二人の前で御影シエナは緊張しすぎて瞬きするのも忘れてます(笑)。
掛け声は同梱のUnityChanボイスです。

激しい動きのところではまだ貫通現象もありますが、まだまだ研究の余地があるよう
です。Unityもまだ始めたばかりで難しいことはまだ出来ませんが、少しずつ勉強して
みようと思います。





顔のポリ頂点を変えてしまったので表情モーフはまた一から作り直さなくてはならなく
なりました。PmxEditorでもやれないことはありませんが、やっぱりShadeの方が断然楽
です。そうなると、剛体とジョイントをやり直すことになるという・・・

MMD用キャラ作りは一筋縄にはいきませんねぇ。

「いいね!」 2

ここに書き込むのはかなり久々になりますね。

いつかやってみたいバーチャルバンドのプロデュースの実現に近づくため、オリジナル新キャラの
制作を始めました。まだ作りかけで画像投稿機に載せるほどではないので、一応「御影シエナ」の
バンド仲間ということでこちらの方で紹介させてもらおうと思います。





このキャラは「藍田弥生」という名前でドラム担当予定です。

モデリングはShade 3D ver.15でレンダリングはMMDです。ポリ頂点は15,800ぐらいです。
顔以外は自由曲面で作ってからポリゴン化しています。サブディビジョンサーフェスを
使わないモデリングもだいぶ慣れました。スカートは流用です。

ボーンはとことんモーフを作ってから入れようと思っているので当分Tポーズです。
「頂点モーフプラグイン」のおかげでモーフの動きを確認しながらモーフターゲットを
作れるようになったのは本当に嬉しいことですね。私も製品版買いました。



「頂点モーフプラグイン」で作ったモーフは形状を実体化すればMMD用のモーフターゲットと
しても使えます。上の図は「me」フォルダで目の表情モーフを作ってそこで実体化(複製)
したものを「MMD Exporter」用の「skin」の「eye」フォルダに入れてMMDに渡したものです。
Shadeのブラウザの並び順でMMDでも表示されます、なんか嬉しいですね。

いくつか作ったモーフの紹介をしたいと思います。



いかにもMMDらしいモーフも作ってみました。


モーフ、面白いですね。
「いいね!」 5

久々にここを見たらいつの間にか動画へのリンクがサムネイルごと消失してしまっていたみたいですね。

どうやら、過去の記事はもう修正できないようです。ですので、ここに今まで公開した動画のリンクを
まとめて張り直させてもらうことにします。



Shade3Dで表情アニメのテスト動画
(‎2015‎年‎8‎月)



ボーンで動かしつつ、頂点モーフプラグインで表情を変化させるテスト動画
(‎2015‎年‎8‎月)



Shade 3Dでのプロモ的なアニメーション
(2015年9月)



Shade 3Dで作ったMMD用キャラをUnityで動かすテスト動画
(2015年11月)



もし過去記事が修正できるようになれば元のところに張り直したいところです。

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